高感度自閉症のクリスチャン・ウルフは無愛想だが心優しい会計士。だけど裏では危ない人たちの会計士もしていて、彼のルールから外れた人間は…
凄く面白かった。数字あり、謎あり、アクションあり、そして家族愛あり。
最初はなんだこの父親と思った。なんであそこまで厳しくするんだって。だけどそれが彼の最大の愛だった。「どんな時でも家族が最優先」その言葉を父は貫いた。兄弟も。
デイナとの関係が可愛い。伝えたくてもうまく言葉に出来ない所が切ない。
色んな繋がりどんどんわかってきて最後は大きなパズルが完成したような気持ちになった。
続編作って欲しいような、綺麗に終わっているしこのままの方がいいような。でも、続編が決まったらうひゃーと喜ぶ(笑)
お父さんに「行け」と言われて車を飛び出しいじめっ子を追いかける弟の姿が印象的(⁎˃ᴗ˂⁎) 彼がずっと何を考えていたのかが私にとっての最大のミステリー。最後お兄ちゃんと会えたのかな。