今、自分には、陸と海という違う世界を結びつける物語ならば、「あの夏のルカ」があるしなあ…と思ってしまい、少々自分向きじゃなかったのかもしれないと思っている。だって、「あの夏のルカ」で主人公だったジェイコブトレンブレイも出てたし…
けれど、とにかくエリックの可愛さが頭から離れなくて、彼のためであっても観て本当によかったと思っている。ジョナハウアーキングはPostcards from londonから見ていたけれど、こんな歌上手かったのか、と驚きだったし、World on fireのわりとどうしようもないやつのイメージを持ち込まずに見られて本当によかった。本当に、ここではないどこかを夢見るアリエルとエリックの共鳴に尺を取っていたところはすごく好きだった。
けれど、アリエルとエリックの関係性から「陸と海の融和」を描けるかというとそうでもなく、二人の関係で象徴しきれてもいなくて、それができてる前提であのラストシーンになったのだろうけど「いや、できてないよ…」って冷めた目でみてしまった。「あの夏のルカ」がやってのけたことをここでもやろうったってそれじゃあ無理よ…
Part of your worldの迫力は圧巻だったな…Under the seaはそんな文脈の曲だったのかよとかなり引いたけども…
