サトシ

ブラック・スワンのサトシのレビュー・感想・評価

ブラック・スワン(2010年製作の映画)
3.9
ダーレン・アロノフルキー監督のサイコスリラー映画。R15+指定作品。

ニューヨークのある一流バレエ団に所属するニナは、バレリーナとして人生を捧げる日々を送っている。
次の公演「白鳥の湖」の準備に入り、フランス人演出家トマは、主役を
選ぶ時にベテランのベスではなく新人を抜擢するよう考えていた。
主役の女王は、純真で無垢な「白鳥」と、官能的で邪悪な「黒鳥」の二役を一人で踊るため、相反する事柄を一人で表現する実力が必要である。
ニナは、主役を懇願するが、生真面目で几帳面な気性は白鳥役には向いていたが、黒鳥を表現し切れず、トマはヴェロニカを主役に選ぼうとする・・・。

[キャスト]
ニナ・セイヤーズ :ナタリー・ポートマン
トマ・ルロイ:ヴァンサン・カッセル
リリー:ミラ・クニス
エリカ・セイヤーズ:バーバラ・ハーシー
ベス・マッキンタイア:ウィノナ・ライダー

冒頭から不気味で自分好みの怖い作品でした。現実なのか、幻覚なのか、主人公目線で描かれていて、どんどん悪化して区別が全く付かなくなるのがよく分かります。
1年間、バレエの猛特訓をしたナタリー・ポートマンの演技に見入ってしまいました。元々、経験者という事で姿勢が良く基本が完璧なのに納得しました。練習で足を怪我している所を何度か見せられるシーンもあり、リアルで臨場感あります。
ブラックスワンになる時は、流石にゾクゾクしました。
トマが、女好きという事をニナの母親まで知っているとは、相当有名なんですね。只、実力は本物ですからクビにはなりません。
ミラ・クニスの翼のタトゥーは妖艶で素敵でしたね。予想通り薬好きの悪い女役でしたので、殺されるのかと思っていたので騙されました。
ウィノナ・ライダーには気が付きませんでした。
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