440

ソード・オブ・デスティニーの440のレビュー・感想・評価

4.2
「グリーン・デスティニー」の18年後を描いた続編。
ストーリーも前作からしっかり引き継がれています。

お世話になっていたティエさんが亡くなったため、ミシェル・ヨー扮するシューリンが家を訪問する所からスタート。
序盤の展開は前作と全く同じ流れで「どういうこっちゃ?」と思ったが、前作で亡くなったと思われていた婚約者がまさかの復活。
シューリンの恋人で達人という設定の人はどんな人かと思ったらまさかのドニー先生。
なんともまぁ説得力のある素晴らしいキャスティングだこと。

あまり繋がりのない仲間達と戦ったり、剣を奪い奪われする展開は中二病テイスト満載。
弟子の疑惑や捕まった若者との関係など相変わらず盛り沢山な内容だけど、今回は綺麗にまとまってました。

やっぱり気合の入ったアクションは最高でしたね。
後半は宿敵との対決を主軸にしたのも正解で、格段にストーリーは面白くなってる。
エンタメ感が強くて満足度は高いけど、美しさや中国時代劇らしい高尚な感じは1の方が上。

「glee」のマイクが出ていてビックリ。
スノーヴァースの女の子も可愛かったなぁ。
毛色の違う2作を続けて観たら好みが分かれそうなので、色々な人の意見を聞いてみたくなりました。
440

440