いやー、変な映画だったなー。本来劇団とかでやりそうなことを豪華キャストでやっちゃった感じ。どうしてこうなった。「桐島~」のヒットで思ったより予算が付いちゃったからか？
こういう日常的な社会描写の中に「宇宙人」みたいな外部の視点を作って批評するって、まー古典的ちゃ古典的。でも、ちゃんと各シーン笑えて、脚本と演技を楽しんで、ちょっと感動もできる。リリー・フランキーさんのシーン毎観客に嫌われ役やボケ役、泣かせる表情まで、サービス満点な演技を堪能。橋本愛さんもクールビューティな感じで、美しｶｯｺｲｲ。
ただ、後半の長台詞多いところはちょっとびみょーっていうか、温暖化って最近流行らないようなテーマでもありそうだし。。。そもそも、後半をマジで捉えた場合、一般客受けしない方向になっちゃうし。
個人的にはすごく好きだけど、でもあんまり売れないだろうなー。売ろうと思って作ってないと言うか。自分が宣伝担当だったらどうするんだろう。
僕的に、月に５本以上映画観る人に「良かったらこんなのもいかが？」って勧めたい感じ。間違っても年に１・２本しか観ない人にはこの映画勧めないー。でも好き。
