オル

ザ・プレデターのオルのレビュー・感想・評価

ザ・プレデター(2018年製作の映画)
4.6
みんな好きやん?トゥインキー

シリーズで一番説明してくれる。

これが正式な続編、シリーズ4作目。

これまでの作品ではプレデターについて細かい説明はなされずにそういう種族が存在して、好戦的で進んだ文明を有している。

それぐらいのぼんやり加減で、シリーズが増える度にその設定が少しずつ増えてきた。

今回はその概要くらいは説明してくれる。そして、これまでの設定は全て引き継いでいる。
そして、追加の設定も+α…これが素晴らしい。

プレデターの装備デザインもスタイリッシュ。

伊達に1作目の演者が監督をやっているわけではない。

プレデターという言葉の意味についてもツッコミを入れているあたり、わかってる。

ストーリーも単純ではなく、それぞれの関係性や企み、プレデターという作品の良さを全部持ってきた上で、リブートさせてる。

プレデターの良さを引き出すためにグロテスクさも取り入れてR15にしてるのも好感が持てる。

アクションシーンもこれが悪くない。むしろ、いい。

ただ、一つ納得いかないのは道理が通ってるプレデターさん。

何したいかわからないのがチャーミングなのに今回はやりたい事が明確。そこはちよっと残念。

ただ、相変わらず卑怯なところは好き。強いものとの交戦を望むのになぜ透明になるのかわからない。ここは変わらないでいてほしい。

あと、何かさ、みんなカッコイイよ。

プレデター好きなら絶対観なきゃいけないし、これをプレデターの入り口にしてもいい。

プレデター好きはこれ観てニヤニヤして。

続編、よろしくお願いします!
オル

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