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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのOhuのレビュー・感想・評価

4.6
完璧ではないにせよ、このシリーズに求めていたものは全て詰まっていました。久しぶりに童心に返れて余韻に浸れた1本。ハリソン・フォード氏、お疲れ様でした。


追記:公開前から本作への評価が割れていましたが(IGN、The Critical Drinkerなど)キャスリーン・ケネディや数打ちゃ当たる戦略のディズニー叩きが多い印象。キャスリーンの自己投影された“強い女性像“というポリコレ要素が批判の一つにあり、映画自体は決して悪くない出来なのに、ヒロイン枠のヘレナに非難が集中しているという。SWのレイの二の舞にならんようにと、今後のフランチャイズ存続への抑止目的みたいなのもあるみたいですが。少なくともヘレナはレイの様なメアリー・スーではありません。ここまで嫌悪感を示すのはちょっと過剰過ぎでは?とも思います。大切な思い出を汚されたというファンを装った、拗れたオタクの逆張りみたいものを感じました。

先のレビューの通り、好きな作品ですし完結編として申し分ない出来栄えですので、一連の余計な声に邪魔されずに鑑賞することをお勧めします。
個人的にはマッツよりも、Badass路線を突っ走るボイド・ホルブルックが目的でしたが、CIA役で存在感を示したシャウネット・レネー・ウィルソンも説得力があって良かったです。この2人の今後の活躍が気になります
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