顔が速そう

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルの顔が速そうのレビュー・感想・評価

4.8
いい最終章だった。
彼は夫であり、息子であり、父であり、師であり…ジョーンジーのこれまでが詰まってた。

時代に取り残され、歴史の一部になりかけている老体。過去が軽視され科学という未来に進む世界に居場所もなく、取り戻すことの出来ない過去もある。
年老いて皺が刻まれ、かつて砂漠に海に冒険に明け暮れた身体は終わりに向かってる。
でも、その目の光は衰えてない。
知性や度胸、歴史への探究心は健在。

またレイダース・マーチが流れる中、馬を操り駆け抜けるインディアナを観れたのが本当に嬉しい。笑って、怖がって、未知の力に驚いて、子供の時から見てるジョーンズ博士が最後までいた。
こんなに女に殴られるのが似合う英雄がいるだろうか。いい終わらせ方だった。
大好きだよインディ。
顔が速そう

顔が速そう