YACCO

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのYACCOのレビュー・感想・評価

4.0
数々の往年の名作の続きが作られるなか、今作の発表がされたときは「これもか!」と思い、さすがにどうだろうとも思い、映画館で鑑賞するのをややためらったが、これは映画館で見ておいて良かった!
ハリソンフォードの頑張りはもちろんのこと、今作は実にうまく物語が練られており、ところどころにこれまでの作品へのオマージュも散りばめられていて、見ている側を十分に楽しませてくれた。
インディに時の流れと老いは感じたものの、それを補う知識と経験値で謎を解き、そして、ここぞという場面では鞭で切り抜けるインディは変わらず頼もしかった(笑)
終盤に起こる出来事は予想の斜め上をいく展開だったし、そして訪れるラストは、私にはハッピーエンドに思えた。長くインディ・ジョーンズを見てきたものとしては「おつかれさま、今までありがとう」といった気持ちだけれど、インディはそんな言葉より冒険を欲するかもしれないし、今作がラストかもというのも私の勝手な判断なので、また新しい冒険を見せてくれるのかも、しれない。
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