らんら

インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのらんらのレビュー・感想・評価

3.0
所々キャラの言動の辻褄があっていなかったり、展開を回収し切れていない面があった気がします。
序盤、街中でドンパチ殺り合うシーンはやりすぎというか、大学内の殺人の件は結局どうなったの…?って気になります。インディ、殺人犯にされてたはずだけど…

ただ、これまでのインディ・ジョーンズを観てきた人からすると感動できるラストだと思います。
私は逆に、若いハリソン・フォードの姿イメージのまま脳内で止まっていたので現在のハリソン・フォードの姿を見て驚きました。こんなにお爺さんになっていたんですね。
老いた姿に悲しくもなりましたが、老いてもなおアクションをこなすインディはやはりかっこよかったです。
インディは決して善人というわけではなく、今まで家族や愛する人よりも冒険を選んできた根っからの考古学者です。本作はそのインディの人となりがよく描写されていたと思います。だからこそ、ラストで感動できました。

マッツ・ミケルセンはどんな役を演じてもかっこいいですが、「ナチスの残党」って設定がどうしてもベタというか雑魚っぽく見えるというか…もう少しカリスマっぽく描いても良かったのになと思います。
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