デンマークやスウェーデンで広がっているコレクティブハウスという住まい方の、源流にある思想が垣間見える映画。
こうやって試行錯誤して考えながら、共同の暮らしを実現していったんだろう。
ある一定の考えのもと、多様な人たちが支え合いつつ自立する...、住まいの問題を抱えた日本でもこういったスタイルが実現したらいいな。
しかし!
この作品は、男の身勝手な欲望と権力勾配によって、それぞれの理想とした生活が音をたてて崩れてゆくさまを描いているのだけれど。
トーキョー ノーザンライツ フェスティバル2020で鑑賞。