このレビューはネタバレを含みます
2021/8/28鑑賞。55点。
〈見所〉
・手際の良すぎる切断作業
・5〜10分で大佐のキャラ変わりすぎ
・体内発信機のシーンは、ダークナイトの留置所のシーンみたいで好き
・ゾンビネズミ🐀
・通気口でインフェクテッドを蹴るときのSEが雑
〈あらすじ・ネタバレあり〉
新型狂犬病により、人類のほとんどが人肉を貪る【インフェクテッド】に変貌する。
生き残った人々は、軍の地下施設で暮らしている。
地下施設で暮らすモーガン(演. マット・スミス)は、妻・ジャネットとインフェクテッドに噛まれた過去がある。通常なら新型狂犬病を発症するが、免疫があったためモーガンだけ発病しなかった。ジャネットは発病してしまったため隔離されているが、定期的にモーガンの血を元に作られた血清を打って正気を保っている。
モーガンはインフェクテッドの言語を理解できるようになり、初期の感染者・ジョーの尋問を行う。だが、尋問がスムーズに進まないので、イラついた大佐・ノックスがジョーを射殺する。
研究者のジーナ(演. ナタリー・ドーマー)とモーガンは、よくわからない流れでセックスする。
※モーガンは既婚者なので完全にアウト、オフホワイト無関係ではない。
新たな研究材料としてインフェクテッドのピートを尋問室に連れてくるが、研究者・スクーターの腕に噛みつく。腕を切断して治療を施すが、スクーターはインフェクテッドに変貌。大佐は、インフェクテッドとして生きることを恐れていたスクーターを思って、彼を殺してやる。
120秒以内に治療をすればインフェクテッドへの変異は防げると思われていたが、その認識は誤っていた。
ピートを尋問したところ、彼もジョーとほぼ同じ時期にミネソタ州で感染していたことが判明。最初の感染者はミネソタ州にいる可能性が高い。
軍は、死んだ軍人たちを火葬するために死体を回収する。その中には、元教授のヤンセン(演. スタンリー・トゥッチ)というインフェクテッドが軍服を着て、紛れていた。
ヤンセンは何人かの軍人を殺すが、モーガンを見つけると投降する。
尋問を開始すると、ヤンセンは他のインフェクテッドよりも知能が高いと判明。インフェクテッドの弱点である音楽を聞いてもダメージを受けず、喫煙をする余裕っぷり。尋問のペースも完全にヤンセンが握っている。
モーガンは、ヤンセンが時間稼ぎをしていると見抜き、彼が体内に追跡装置を埋めていることに気づく。
追跡装置に気づいたタイミングで、大量のインフェクテッドが地下施設に押し寄せる。
ジーナはノックス大佐と揉み合って、彼を殺してしまう。
一方、モーガンは妻・ジャネットを迎えに行き、隔離施設から逃がす。モーガンとジャネットは、ジーナと合流。
3人はジーナの研究室に戻って標本データを手に入れると、通気口を通って逃げる。
施設のゲートにて、ヤンセンが立ち塞がる。
モーガンとジャネット、ジーナは共闘してヤンセンを倒すが、ヤンセンは地上のインフェクテッドたちに襲撃の合図を送る。
ジャネットは、モーガンと彼の子を妊娠するジーナが逃げる時間稼ぎをするため、インフェクテッドの群れと1人で戦う。
モーガンとジーナはバイクに乗ると、追いかけてくるインフェクテッドの群れから逃げる。
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ヤンセンによると、インフェクテッドの感染源は人間の抱える【怒り】の感情らしい。なので、怒りのピークを迎えた者がインフェクテッドになり、その者が人間を襲って感染がどんどん広がったという説が一番濃厚。
ただ、裏を返せば、地下基地の中でも誰かが発症する可能性は十分にあり得たという話。こうなってくると、モーガンが未発症なのは遺伝とかの問題ではない気がするのだが…。
