かりん1

しゃぼん玉のかりん1のレビュー・感想・評価

しゃぼん玉(2016年製作の映画)
4.5
たまたま あらすじを読んだら良さそうなので視聴を決める。

感想👇
自分の事を『しゃぼん玉』だと言った青年は、
箸の持ち方もわからない青年は、

『ばあちゃん、まだ当分死なねえ?
死なねえで生きてくんねえかな?
俺が戻ってくるまで...。』

『俺にはさぁー、ほかに帰るとこないからここに帰ってきたいんだ!』

ばあちゃんは...。
『行かにゃぁならんと?
もうそげえー長くは待てんよ!
まっちょる。まっちょる。
ぼーは、ええ子』

青年は、
ぽつりぽつりと話し始める。
俺の名前は『翔人』
ばあちゃんみたいな年寄りとか女の人から、金取ってたんだ!
何年かかるかわかんないけど ここに帰ってきたいんだ...

箸の持ち方もわからない、窃盗、盗みを繰り返す青年を『林遣都』

逃げ回っているうちに立ち寄った
家の主人スマ役を『市原悦子』

すぐに出て行くつもりが人間らしく変わって行く『翔人』

林くん、演技派だと思っていましたが ここまでだとは...。

誰も受け入れない 影のあるすさんで.尖った顔つきに 丸みが加わって 顔つき、眼差し、仕草まで 少しずつ変わって行く。

見事な演技でした。

もちろん、市原さんの演技は言うまでもなくいつも一番ですから。

又また、声をあげて泣きました。
それは 『イ.イ.ナ.ミ.ダ.』

最近 いい邦画にばっかり出会ってる。👏👏👏
..............................................
市原悦子さんの遺作なのだそうです。
かりん1

かりん1