舞台は世界遺産としても有名なノルウェーにある美しいフィヨルドの景勝地、この土地で地質学者として家族とともに生活しているクリスチャンは学者の仕事を辞めて都会に引っ越そうとしていた。
しかし引っ越しが間近に迫ったある日、クリスチャンは地殻変動の異変を察知し・・・・。
フィヨルドの景勝地を舞台に地殻変動によって発生した大津波が町を襲う災害パニック要素のある人間ドラマ。
まず舞台となるノルウェーの町が世界遺産にも登録されているだけあり非常に美しく、この風景を見ているだけでも心が癒されるものがあった。
内容自体はどちらかというと人間ドラマ中心でバリバリの災害映画と期待して見ると少し肩透かしかもしれないが、目玉である大津波の描写はなかなか迫力があり町に襲いかかる展開は素晴らしかった。
後半の津波が去った後の人間ドラマがややテンポが悪くグダグダした印象はあったが、全体的に家族で楽しめる良質の作品であった。
