「飲まないのか?」
「オレの真似はするなって言ったじゃないか」
「いい子だ」
・・・・・・・・・・・
現代西部劇としてのカッコよさよ!!
バンバンやりまくらない緩急の心地良さ。
よくある「ダメ兄貴と賢い弟」モノのバランスで始まるのに、しっかりと「兄貴らしさ」「弟っぽさ」のようなものが滲んでいてグッとくる。
「大量のチップ抱えてる弟見ていいカモ見つけたとでも思ったか?おい!同じことをオレに最初からしてみろ!おい!」
↑このシーンの直前まで完全にカモられるって思ったもんなぁ。クリス・パインの誘惑に弱そうな目の演技の良さよ☆
そしてなんと言ってもジェフ・ブリッジス。相変わらずヤな感じ出すのが上手いオジサンですね笑
憎まれ口や差別的冗談ばかりなのに、「愛してるぜ相棒」感が滲み出るのはジェフブリ先生のぶっきらぼうなのに愛情深さを感じる不器用な笑顔の賜物でしょうね。
最高。
インディアンいじり、コマンチ族という存在とその言葉の持つ意味とイメージに始まり、テキサスという土地の経済的なバックグラウンドなんかを分かってると、もっと楽しめたのかもしれないなと思うと、やはり日頃からお勉強は大事ですね。
面白かった!!