このレビューはネタバレを含みます
あぁ。終わっちゃったよ…って感じでエンドロールへ。
神格化されてるブレードランナーの正統続編として、これはいかがなものか。
導入はレプリカントが子供を産むことで全てをひっくり返す大事件になると鼻息荒く期待に胸を躍らせたが、終わってみるとなんてことはない。勘違い野郎がとくに必要のないお節介をして朽ち果てたこと。
ブレードランナーはデッカードがレプリカントか人間かをいまだに話すことができ、永く愛されるのが分かる。
そういう意味ではただのレプリカントが自分が運命の子供だと思ってたらただ記憶を入れられただけだったという悲しき末路。
おばさんにもしかして自分かと思った？そうなの？そうなんでしょ？と問い詰められるシーンは今作屈指の大爆笑ポイントになっている。進撃の巨人のハンジばりに人が悪い笑
しかし、ボーダーラインでもたしか最後のいいところで退場させられるという辱めを受けていた。
ドゥニビルヌーヴのみんなー勘違いしないで！みんなは特別じゃなくて普通だよー！と言われてるような気持ちになる。
たしかにそうなんだけど、映画でそれやんなくても…辛いよ…笑
