ウディアレンの映画って感じでした。
テンポよく、軽やかに進んでいくロマンチックラブストーリー。ハリウッドとNYの対比も楽しい作品です。
Dreams are dreams.
そのまま軽く終わるところが魅力的。叶わなかった恋の思い出は、美しいままですよね。叶った恋は現実的な続きがあって、恋ではなく生活に変わるものだから、穏やかさはあっても刺激的ではない。この2人の人生は華やかなままのようだけれど、もともと穏やかさを求める気質であった2人が、ふっと後悔に苛まれるのは当然なのかも。でもそこで心変わりしたらダメですよね。
2人のヴェロニカがとても美しく目の保養でした。衣装の繊細でゴージャスな感じも大変好み。