南森まち

わたしは、ダニエル・ブレイクの南森まちのレビュー・感想・評価

3.7
59歳のイギリスの大工として働くダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。
国の補助の申請をするが、遅い・はん雑・たらい回しな役所の対応で申請が出来ない。そんな中でも心優しい彼はシングルマザーの家族を助け、彼らとの交流が生まれる。
貧しいなかでも寄り添い絆を深めていくが、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく...というお話。

わずかな明かりも消えていき、ただ悲しい。こんな映画が作られて絶賛されてしまって、イギリスの政治家や公務員たちはどう思ったのだろう。