自分の留守中の新居で
妻が何者かに襲われてしまい、
警察に通報しようとする夫と、
反対する妻を描くところから始まります。
2017年のアカデミー賞
外国語映画賞を獲ったイラン映画。
うちの患者さんにも
イランやパキスタンから来る人は多く、
また
産科に付き添うことが8割なので、
ヒジャブ(女性が頭部に巻くスカーフ)を着用している人の"性"に触れる作品ということで
観てみることにしたんですけども。
このエンディングを
どう受け止めたらいいものか…。
出来事が出来事なんで
なにをしたところで
なにが起きたところで
痛快!ヤッタネ!のラストは無縁としても
このあとの人生の想像がつかなすぎる。
昔近所のおばあちゃんに
「人間の本当の反抗期は30代」といわれて
その言葉がとても残ってるんですけど
まだギリギリ反抗期なあたしは
後悔する気がしてしまう。
好きな映画ではないかなあ…。