オリ・マキの人生で最も幸せな日のヒロのレビュー・感想・評価

ぐらつく踏み台の上から見下ろす景色があれば地に足つけて同じ目線で水切りする景色もある、フィンランド史上初の快挙という大事も好きな子とのニケツという取るに足らない小事に負けることもある、期待も失望もしない無味無臭の直線よりその先にあるささやかな幸せを掴もうとする曲線を、理想と現実この視点を企画した時点で勝ちだがその上成功している。アイドルだって好きな男とやりたいし、マッチングアプリで盛れた写真を選ぶのは当然、詰まるところ映画なんて見てる場合ではない。

2023-14