純情のsarahAのレビュー・感想・評価

済州島のような小さな島で80年代青春を過ごした若者たちの友情と恋愛そして友の思い出を綴った作品。10代のごく限られた小さな村社会に住む子にとって、誰かを「一生守る」と言うのはどれほどのことだろう。打ち上げ花火のようにきらきらと一瞬大きく輝いた何かが凝縮されている。
歳をとるとそういう思い出が長い人生でどれほど重みを持つことか。