Ryoma

純情のRyomaのレビュー・感想・評価

純情(2016年製作の映画)
4.3
甘酸っぱくほろ苦い青春の瑞々しさ、また、タイトルの純情ならぬ純愛が一途に描かれていた。予想外の展開と子供たちの自然な演技に涙腺崩壊。完全に油断してた。
友人との果たせなかった約束やわだかまりを残して去った故郷、本心ではわかっていても素直になれず言えなかったことなど、子ども時代に感じた様々な感情を受け入れて大人になっていく。それがたとえ悲しみに暮れるしかないほどの後悔だったとしても。少なくとも大人であればだれもが感じたことのあるそれらの感情が島から見える美しい海の景観とともに鮮明に描かれていたことで、より爽やかな感動を覚えた作品だった◎
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