映画の味方あっつマン

バイバイマンの映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

バイバイマン(2016年製作の映画)
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某有名ファンタジーに「名前を言ってはいけないあの人」が登場するが、本作には「名前を知ったり口にしたりするだけで、死が訪れる」という、更にヤバイ存在のバイバイマンが登場する…。これはもう「例のあの人」の上位互換だ笑。

映画の舞台はアメリカの片田舎。古い屋敷に引っ越して来た3人の学生が、儀式を行ってバイバイマンを呼び起こしてしまう。そして、名前を知った周囲の人たちが、次々に殺されていく。「呪いのビデオ」や「呪いの人形」「呪われた家」といったアイテムを必要としない分、拡散力は最強クラス。(※呪いの力が強すぎるせいで、みんな早々に殺されてしまい、逆に広まらないかもしれないが)

登場人物たちは、なす術なくどんどん惨殺されていく…。まあ、ジェイソンやフレディみたいな典型的な洋ホラーですわ。

私は、B級映画も好きなので、低予算ならではのチープさは、けっこう楽しめた。ラストの怒涛の展開は見応えさえあった。

洋ホラーを好んで見ない人には、お勧めしない。好きな人は、好きだと思う。


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ちなみに、B級映画は、お馬鹿な映画を狙って作ったB級より、結果的にB級になってしまった天然物の方が好きだ