漫画は全巻、何度も繰り返し読んでて、同じく原作ファンの当時小5の息子が観たいというから、漫画原作の実写映画化の秀作「ピンポン」の実績ある曽利監督だし、ダメ元で観てみたら、案の定ダメだった。イタリアでもロケしてるそうだが衣装も美術も安くて悲しい。原作は洋風の世界観ではあるが異世界ファンタジーだし、日本人キャストでダメじゃないけど主演の山田涼介、本田翼の芝居はパッとせず。ディーン・フジオカのマスタングと佐藤隆太のヒューズはベタ過ぎる。内山グラトニーは出オチ。蓮佛美沙子のホークアイは似てるとも思えないし、何より銃器の扱いの所作が全くサマになってなく残念。大泉タッカーは良かった。事情は理解できるが原作の設定を改変しすぎで原作ファンの反感買うのは必至。CGアルの出来はまずまず良かった。てっきり本作でこけて続編制作無くなったのかと思ったら完結させるんだぁ。曽利監督の鋼の神経に感心する。あ！フィルマのポスタービジュアルにJsの山田だけいない！
