GReeeeNって歯科医で、CDも売れてて、どれだけ恵まれてる人達なの!!って印象だったけど、この映画を観たら、人が羨ましがるのは、見えているほんの一部だけで判断するからで、実際には、その両方をこなすのに、どれだけ人にはわからない苦労があったかということを思い知らされた。
以前、TVのインタビューで、布団では寝ないような生活をしていたと言っていたけど、人が憧れる影には本当に、血の滲むような努力があったんだろう。
GReeeeNの歌は好きだけど、この映画を観て、結成の背景や想いを知り、より歌詞の意味などが心に響くようになった。
映画の中にも描かれているけど、本当に、彼らの歌で、救われている命もたくさんあると思う。
菅田将暉は、ピュアな弟をよく演じていたし、他のGReeeeNのメンバーも、楽しそうに演じていて好感が持てた。
映画としては、どうしてもGReeeeNのプロモーション映画みたいになってるから、純粋な映画ファンにはあまり評価はされないかもしれないけど、希望を描いている青春映画としては、良く出来ているし、観て楽しい気分になったり、自分も頑張ろうとエールを送ってくれるという意味では十分、良作だと思う。