暗躍するぱんだーにゃ3世

哭声 コクソンの暗躍するぱんだーにゃ3世のレビュー・感想・評価

哭声 コクソン(2016年製作の映画)
2.0
わかりやすくこれみよがしな演出のお陰で、長いわりに最後まで見られたけれども。
合理的ではない行動ばかりの感情的な主人公。あからさまな日本人への差別意識。汚くて貧乏くさい家々。出てくるのも嫌な奴ばかり。怖さよりも不快感に訴えてくる。

現場の保全とか科学的捜査とか全然しない警察。ずぶ濡れ泥だらけ血塗れの男が入ってきたら止めろよ病院。点灯したろうそくと牛の生首の前で子どもを寝かすなよ。

子どもと、國村隼の演技はとても良かった。

人は、信じたいものを信じ、見たいものを見る。