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サマー・インフェルノのTMのレビュー・感想・評価

サマー・インフェルノ(2015年製作の映画)
2.0
サマーキャンプには危険がいっぱい。

こどもたちのサマーキャンプの準備のため、先に現地入りした運営の男女4人。リーダーのアントニオに、眼鏡のウィル、しっかり者のミシェルに、リゾート気分のクリスティ。
キャンプ場の井戸が修理中だったり、現地の人と言葉がいまいち通じなかったり、思いの外過酷な状況にクリスティはうんざり。そんな彼女の態度に残る面子もうんざりだ。
それでも4人は親睦を深めるためにパーティを開くことにしたが、その準備中、アントニオが黒い血を吐いて豹変した。襲いかかられたウィルは彼を殺してしまう。そこをクリスティに目撃され、彼女はミシェルを頼って慌てて逃げ出すが、途中でミシェルも黒い血を吐いて豹変してしまう。

よくある凶暴化ものだねぇ。
ポイントは、何が原因で豹変してしまったか分からないことと、その豹変が時間制限あって、効力切れたら普通に戻ること。
おかげで一度豹変したら敵!とも割り切れず、しかも誰がいつなるかわからず、もうどうしたらいいのー、てなる。
うん、捕まえて縛っとけば?それか個室に個別に閉じ籠れよ。
全員、まともな内に!

まぁ、当然のように全員の知能指数が低いので、そんな結論には至らないね。
しかも頭の悪さどころか性格が最悪のクリスティが、全然豹変せずに生き残るので、むしろ凶暴化した方を応援したくなってしまう……。
こういう映画で、あんまりヘイト溜めるキャラ、生き残らせちゃダメだよ。見ててストレスが溜まるから。

というわけでクリスティの行動が酷すぎてイライラして耐えられなかった。逆にウィルは悪いやつじゃないのに、扱い酷すぎてかわいそうだし。アントニオはあっさり序盤で死ぬし。
もうちょっと生き残る人選考えようや。設定的には悪くないと思うのに、なんか全然素直に楽しめなかった。
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