星降る夜にあの場所で

僕のワンダフル・ライフの星降る夜にあの場所でのネタバレレビュー・内容・結末

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

新作、一般公開前の作品はupしないようにしているのですが、ペットロス…というより【かぞくの一員】を失った悲しみから抜け出せずいる方たちへの情報として書いてみたいと思います。
尚、作品としての良し悪しも完全に度外視したいと思います。

私もまだペットロスなる言葉など日本に存在しなかった遠い昔に、祖母から誕生日にとずっと欲しかった柴犬をプレゼントされました。
もう可愛くて可愛くて、家に居る時は常に一緒にいて、基本的に屋内で飼う犬種ではありませんでしたが、一年近くは毎日一緒に寝ていたように思います(もうそろそろ外へ出しなさいと親に言われ、父と一緒に犬小屋を作って外に寝かすようになってから、一週間は一晩中鳴き続けたっけ…)。
そして私が中2の時、6歳で土にかえっていきました…
小学生から高3までの12年間で学校を休んだのは計3日。
その柴犬が死んで何も喉を通らなくなった3日間だけでした。
涙はいくら流れても枯れ果てることがないことを、その時初めてしりました。

本作品のストーリーを信じる信じないは、御覧になった方の判断に委ねるとしても、私個人としては輪廻転生を真剣に信じています。
信じないにしても0ではない可能性に、アンテナを張り巡らすことが馬鹿げたことでしょうか?
あなた自身、完全に無の状態から真新しく生まれてきたと思いますか?
なんか宗教じみた内容に聞こえてしまうかもしれませんが、科学では証明出来ない不思議な体験を何度もしてきた自分にとってこんなストーリーがあったとしてもそれほどの驚きは感じません。
あなたにとってかけがえのない存在であった【かぞくの一員】が、同様にあなたをかけがえのない者として認識していたと自負出来るのであれば、悲しみに暮れているあなたのことを、ひとときだって忘れることなどないはずです…

https://youtu.be/wUtiUHt5KSE