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僕のワンダフル・ライフのKHのネタバレレビュー・内容・結末

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

自分自身犬好きというか動物全般好きなんですが、ちょっとこれはノレなかった。あと、これから見る人には字幕で見ることをお勧めします。自分の近くの映画館だと吹き替えしかなくて仕方なく吹き替えで見たんだけどコナンの元太がずっと頭ちらついていまいち。うん。
(あと、犬が自分の思ってることや状況を全部言葉にしてしまうから、あの伝説の登場人物心の中の声口に出し過ぎ映画ガッチャマンを彷彿としたり、動物ナレーションを入れる日本のイタイ動物番組を彷彿したり。。)

まぁストーリーは何度も転生を繰り返す犬の話なんだけど、、主軸としてイーサンという家にもらわれた際の部分を大きく描き自分の人生ならぬ犬生の意味を探していくっていう話なんだけど、この何度転生しても記憶は引き継がれているらしく、雌犬に転生した時も雄の意思であるという所にまず違和感を覚えてしまってからはもう駄目だった。。あと、イーサン以外の家族のことは??いや、そりゃさ、虐待糞野郎とかペットショップとか嫌な思いの部分は記憶から神様が抹消してくれたと考えるんだけど、、警察犬の頃と、最後の一つ前の黒人のおねいさんと歩んだ犬生は?
というか、こんな結末なら黒人のおねいさんのパートいる?
あらすじの”イー サンに会いたい一心で生まれ変わりを繰り返すが、そう簡単にはイーサンと遭遇できない”って、黒人のおねいさんとの犬生は蛇足かと。。

あと、ちょくちょくね。あれっ?って思う所もあったよ。
イーサンの家が放火された時のイーサン飛び降りるときに限って誰も下で受け止めてくれないのとか(近所から嫌われていたのかな?そんな描写なかったけど)。放火魔捕まえたんだから、その後のあいつの顛末も少し入れてほしかったな。そのあとのハンナを振る理由も身勝手すぎてついていけない以上に声が花沢さんだからまず入り込めなかった。
ラストのオチもね、未亡人を意気揚々とゲットしてね。よく、あれで信じたねってオチでした。でも個人的にはあれで信じられる人間になりたいなと思ったり思わなかったり。
犬って人間の何倍も聴覚が優れているのに警察犬ってあんなそばで銃声聞かせるんだってのも、虐待と変わらないんじゃないかと思ったり。。
まぁあまり言いすぎると動物愛護団体とかと変わらないきな臭い感じになるので止めます。決して自分がファンタジー映画嫌いというわけではないのでただ自分に合わなかったってだけです。(ディズニーのボルトで号泣したので)

この映画はファンタジー映画なので自分のように小難しく考えることなく見ることをお勧めします。劇場でも開始早々スンスン聞こえていたので家族で見る、もしくは恋人と見るのにうってつけの一本だと思います。
だから上記のようなことを思っても
"犬の視界は人間と違うからあんな風に見えるはずがないよ"
とか寒いことは間違っても言わないように!
これさえ守れば最高にお勧めのデートに持って来いの1本です。
(書いてて虚しくなってきたので止めます。。へっ、ペットショップ行って可愛い~とか言っ(自主規制))
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