雨宮はな

荒野にての雨宮はなのレビュー・感想・評価

荒野にて(2017年製作の映画)
2.0
主人公が馬を殺したのでスコア2。
主人公が今後も居場所を見つけることはないと示唆するようなラストが印象的だった。

毒親からの呪いを受け、引き摺っていることをあらゆるシーンに盛り込んでいる。
馬に自分がされたことをし返していることに気づいてくれるかと思いきやそうではなく。
人間の子供じゃないだけマシかと言われればそうでもなく。

伯母に保護され整った生活を保障されながらも、立ち止まって振り返った時の表情をみるに、主人公にかかった呪縛はまだとけていない。
彼の「居場所がない」という生きづらさを解消するには何が必要なのか、考えてしまう。
雨宮はな

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