これは…あれだな…
ホーキング博士が死ぬまで警鐘を鳴らし続けた「シンギュラリティ(技術的特異点)」を越えてしまった人類の末裔たちの物語…
つまり、この世はホーキング博士の警告を聞く気がないようなので、かなりの確率で我々が本当に迎えてしまうリアルなディストピアの姿なのかもしれない…
都市…
狩り…
監視塔…
駆除系…
ネット端末遺伝子…
6000階層下?…
最小限のセリフに聞こえてくるそれらのワード…
素晴らしい「絵」と音響と音楽…
すべてのバランスがクールだ…
日本のアニメはここまで進化していたのか?
「ターミネーター」の未来パート…つまり、スカイネットと生き残った人類との戦いや「進撃の巨人」のあの未来…
「アイ、ロボット」のうじゃうじゃロボット…
そういう既視感はどうしてもついてくるが3DCGアニメの出来は素晴らしく…ラストには不思議な感動がおれを包み込んだ…
クールなSFで登場人物のモチベーションが分かりにくいといった批判も目にしたが、これはAIの末裔と人類の末裔との生存をかけた闘いだと思えばこれからの人類にとっての普遍的なテーマじゃないのかな?
まじでAI開発競争を人類は止める気はないのかな?
存在が確認される前にブラックホールの謎に迫った物理学者の警告を無視するならば…この映画のような未来はたぶん本当に来るよ…
旅人…