このレビューはネタバレを含みます
結局人智の及ばぬバケモノがキッチリ出てくる感じがシャマラン節なのだろうか。個人的に「1番怖いのは狂った人間だ」みたいなのは食傷で怠いと思っているのでかなり助かる。
結局狂った人間も人間を殺すから怖い、みたいな前提を持ってしまうとその恐怖の根幹を成すのは
・猟奇性
・儀式的意図
・小規模集落の奇習
この3つ或いはこれらを混ぜたものへの執着、くらいに大別化できてしまうと認識しているので、表現方法が良くないとつまらなくなってしまう。今回は「進化」だったけれど霊だとか悪魔だとかそういうものの方が得体の知れなさが無限に作れるので良い。ナイス進化。