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ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズのkiritoのレビュー・感想・評価

3.2
【懲りてない…】

民主党の若手議員アンソニー・ウェイナーのNY市長選を追ったドキュメンタリー映画。
奥さんのフーマはヒラリークリントンの実質の右腕と言われている人物で、このアンソニーがやらかさなければ、ヒラリーが大統領選に勝ってた説もあるとかないとか。

Twitterでわいせつ画像のやり取りをしてたというスキャンダルにより議員を失脚し、再度市長選に臨むも、再びスキャンダルの発覚により堕ちていく…

ドキュメンタリー映画はハマり始めると沼だと思ってる。
意外と面白いから見入っちゃうのが原因。
そして、膨大な数w
でもたまには観たいので鑑賞。

なんというか、アメリカの選挙って活気があっていいなと思う。
日本なんか若い人が選挙を口にすることはほとんどないけど、この国は結構政治について関心を持っている映像が流れる。
もちろん、そういう人しか写してない部分もあるのだろうが、それでもデモやパレードに参加する人の数を見ると日本よりは多いに違いない。

ぶっちゃけこのスキャンダルは大したことない程度だと思う。
もっと悪質なスキャンダルは世の中にたくさんあるし、もっと言えば発覚してないだけで有名政治家の悪質な行動はたくさんあるに違いない。

メディアは政治家を追求するために存在する側面もある。それが第3の権力たる所以でもある。
しかし、メディアに踊らされてしまう聴衆。

政治は国民の目によって監視されなければならない。
しかし、その元となる情報をどう取捨選択するか…これはきっと永遠の問題なのだろう。

2017.8.24
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