アズマロルヴァケル

ハングマンのアズマロルヴァケルのレビュー・感想・評価

ハングマン(2015年製作の映画)
4.0
「388」よりも怖かった映画。

とても良く映画で、髭ボーボーにロン毛、そしてストッキングを被る殺人者ハングマンの殺人記録を描く映画なのですが、ここまで怖い映画とは自分でも考えられなかったですね。

まあ、こういうイカれた殺人者も許せないのですがこの映画に登場する警察が無能過ぎてなりませんね。映画だから突っこみどころがあるのが仕方がないと思いますが、長女の彼氏が死んだりトイレの修理をしていた夫の知り合いのミゲルが死ぬのが可哀想。

ハングマンも掴みどころがないところが面白くて家族写真見て泣く、彼氏殺してからの泣く、夫婦の夜の営みで泣くとハングマンの深層心理が分からないのが素晴らしいところ。それで、最近の若者のことは分かりませんが、長女がバイブやって彼氏を空想しているのがショッキングでした。

この映画、実は実話を基にした映画らしいのだが、これがもし実話だったら犯人が逮捕されてることを祈ります。

ハングマンは2010年代のホラーの1ページに残る傑作ですよ。