変身ヒーローもの。不思議な力の暴走に戸惑う主人公マックスと、地球外生命体のスティールが出会うことでスーパーヒーローが誕生、過去からの陰謀に立ち向かう。
不思議エネルギーやスティールの出生などの説明が足りないのはいい。アクションシーンや映像美などでいくらでも誤魔化せるからだ。ただ、裏切ってほしい期待は裏切られず、予想した展開は予想通りに進行する脚本に落胆。それどころか、キャラが軒並み非合理な動きをするため、なぜここにきたのか、なぜこれが始まったのか、といった疑問が常に拭えない。
見せたい映像のために作られた物語、といった印象だ。物語も面白いものを用意したうえで、見せたい映像に金をかけるべきだろう。