ラスト10分くらいは良かった。
「覚悟しろ。それ以上近づいたら二度と離さない」はかなり胸キュンな名セリフ。
ようやくラブストーリーを観た気分になってきた。
ラストの他の登場人物の描き方もラブコメぽくて楽しかった。
ただし、全体的には退屈だった。ラブコメだと信じてたのに全然笑えないし。
ドライなエマが段々恋に落ちていくところに面白みがあると思うんだけど、しょっぱなからエマは全くドライじゃなくてただ無理して訳の分からないルールで自分の首を絞めているだけなので大して感動もない。
ナタリー・ポートマンはコメディ向かないんじゃないかな。
顔もそうだけど、漂うオーラが知的なので、バカなこと言っててもなんだか理論的に見える。
音楽も衣装もあまり目を引くものもなかったし、退屈だった。
ナタリーなんでこの映画作っちゃったんだろ。2010年『ブラック・スワン』で疲れちゃってたんだろうか?