アズマロルヴァケル

スケア・キャンペーンのアズマロルヴァケルのレビュー・感想・評価

スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)
4.0
「未体験ゾーンの映画たち2017」出品作品。

奇妙過ぎるホラー映画。

ドッキリ番組「スケア・キャンペーン」が傑作ドッキリを作ろうとしたのに殺人動画サイトの餌食にされ、逆ドッキリを喰らわされる話。

グロ描写が過激で、ワイヤーで頭部チョンパや手術道具で腹部を裂いてはらわたが丸見えになる描写と最早ヤバイ。

それでオチはラスト手前で読めるのですが、どんでん返しが効いていて素晴らしく脚本は良く練られているほうで世にも奇妙な物語にあった「ドッキリキューブ」「サプライズ」をどぎつくさせてくれた映画でした。

なんせ、庭師のローハンが主人公に大事なことを言おうとしているのにあっさりやられて殺人集団にやられちゃうからなんだか可哀想。

そして庭師のローハンに対して「ヴィジット」でお馴染みのオリビア・デヨング演じるアビーがこれでもかと大活躍しており、次回作を楽しみにしてしまう作品です。

苦言を言えば、ラストシーンはバッドエンドをハッキリと見せて欲しかったかなあ。