きくひめ

密偵のきくひめのレビュー・感想・評価

密偵(2016年製作の映画)
4.0
痛々しい…
今のウクライナとロシアが頭に思い浮かんだんだけど、この作品は実際にあった日本が韓国を占領していた時代の悲惨な歴史。
ある日からここは韓国ではなく日本ですよって言われたら…ある人は生きるために日本人に従い、ある人は自国を取り戻すため闘う。生きるために、日本国の警察官になるが、今まで友人だった人達を捉える事に。自分が生き残るためと言っても、残酷よね。
タイトルでもある"密偵"。結局、志を1つにしても裏切り者は何処にでもいるもんだ。でも、これも自らが生き残るための術なんだろうな。裏切り者は誰だ!と、どんでん返しの繰り返しで、ストーリーとしては目が離せなかった。拷問シーンは痛々しくて…人って残酷よね、同じ日本人がしてたとは、ホント情けない💧日本の歴史として、目を逸らしちゃダメなんだろうけど💧
私は、列車の中のシーンも良かったけど、ホテルのシーンが印象的だった。全体的に音楽の使い方が上手いんだけど、特にホテルのシーンは音楽がマッチしてた。
この手の映画って、日本人役を韓国の俳優さんがするから日本語が…って問題でリアル感がなくなるんだけど、鶴見辰吾の出演でちょっと安心感。1人入るとちょっと違うね。ソン・ガンホもコン・ユも日本語上手かったし。
で、結局、団長であるイ・ビョンホンは⁇
🇰🇷20230415@46
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