ルチア

愛の世界 山猫とみの話のルチアのレビュー・感想・評価

愛の世界 山猫とみの話(1943年製作の映画)
3.5
日本映画専門チャンネルにて鑑賞

一時期は高峰秀子さんが大好きだったのが少し冷めた頃に放送されて、彼女の若い頃の映画だと言うので観てみました。
当時まだ10代の高峰さんは不良少女の役ですが、あの可愛いお顔でどうなんだと思うもそこはさすがで、あの強い眼力でそう見えてしまう。

お話はそんな不良少女の更生物語。
戦時中の映画って事で、どうしてもそれっぽくはなってるものの、やっぱり高峰さんが素晴らしい。
誰も信用しない文字通りの山猫のような表情も実に良いです。

なんだかんだあってのハッピーエンドなワケですが、ラストの笑顔を見たら、やっぱり笑顔が一番素敵だなぁと当たり前の事を思う。
私が高峰さん好きだった頃に観たらもっと評価高かったかもね。
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