戦争群像劇
この手のものは感情処理が難しい
インディアナポリス
広島、長崎に投下される予定の原子爆弾を運ぶ極秘任務を護衛艦なしに遂行
帰路、日本海軍の潜水艦に撃沈される
爆撃から生き残った乗組員も大半が海上で救助を待っている間に疲労などで死亡
一部鮫の襲撃によっての死亡も
断じてサメ映画ではない
この極秘任務のためインディアナポリス自体存在していないものとするアメリカによって救助は遅れ犠牲者の数は増えた
生存者に艦長がいたためこの顛末をすべて艦長に押し付けのちに彼は自殺
一方、運ばれた原子爆弾は日本に投下され多くの市井の人の命を奪い終戦へ
どこに感情を持っていったら良いのだろう
マクベイ艦長の軍法裁判で証人にたった日本の潜水艦艦長の証言とその後のふたりの会話と敬礼、これこそこの作品のすべてだったと思う
作品自体はエンタメにふれているわけではなく史実として描くにはサメの襲撃がパニック映画もどきでどっちつかず
でも…だけども訴えたいことは伝わった
これは作られるべき映画!!