藻類デスモデスムス属

ローガン・ラッキーの藻類デスモデスムス属のレビュー・感想・評価

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)
4.5


しまうまは「流儀」だ。大きな動物になることが進化とちゃうと早々に気づいたそれなりに大きな動物が、乳化剤の添加をやめ、分裂して散り散りになった、ある者は東へ、ある者は南へ、ある物はロバストネスであり、ある者は松山千春だった。摂理、もとは均一であったものが分化していったのだから、それらはあくまでひとつのカントリーであり、縞というよりも亜である。ここはよく混乱が生じる部分であるので繰り返すと、CではなくUなのだから、何頭という概念は適切でなく、それぞれがカントリーであり、もしそれらをどうしても定量化したいなら重さで表すべきとなる。しまうまはSave the flamingosというスローガンのもと「めだかの学校」という覆面の窃盗団を結成し、全盛期にはサバナ一帯を蹄の中に治めたこともあったが、ハイエナに生きながら臀部を噛まれ骨が露出して以来、徐々に小さな徒党へと分かれていった。そのうち海を越えてアメリカ大陸にわたった一派が「ゼブラフィッシュ」である。この一味は後に伊坂幸太郎の同名小説のモデルとして有名になるが、カリフラワーの大規模栽培に成功したことと、映画化されていることは意外にもあまり知られていない。映画と同時に収録され発売されたサンドトラックには計13曲が収録されている(1.めだかの学校 2.フラミンゴを救え! 3.アメフトスターと星条旗 4.カリフラワー計画 5.ごきげんよう 6.罪を犯す理由 7.シマウマ92kg 8.偽塩と偽証 9.陽気なギャングが地球を回す 10.カントリーロード 11.檻の中から 12. C'est la vie 13.めだかの学校〜ゼブラフィッシュremix)。マニアの間では映画以上にこのCDが高い評価を得ているが、既に廃盤である。ジャケット写真の表はビール瓶と義手であり、裏でしまうまが牙をむく。


【今日のアダム占い】最近あまりにみ続けたせいで馴れ合いの関係になっていましたが、久々にきみの流儀をみれた気がして嬉しい。今月きみは最高にクールなしまうま。