swimmin

青三十二才のswimminのレビュー・感想・評価

青三十二才(2014年製作の映画)
3.3
自分が背負ってきたものや大切に育んできたなにかが自分の元から離れてゆくときに、どうしても使命感や責任感以外の感情(独占欲とか)がついて回る気がするのだ。このお姉さんは、ずっと一人で頑張りすぎたのだろうなあ。

”一人で積み上げてきた何か”は 自分のことでなくても、自分の人生の一部のようなものなのかも、とか思いながら。彼と妹のぎゅうっとつながる手は、きっと何よりも雄弁に姉を諭したんだろう。

病院に行く途中、ぶつかった人の転び方が最高でした。
swimmin

swimmin