オーウェン

女神の見えざる手のオーウェンのレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.0
この映画は、ジェシカ・チャスティン主演の銃規制に関するロビイストの活動を描いたものですが、 銃規制に反対する陣営の主張も楽には退けることのできない難しさが、よく描かれていたと思います。

自分のことは自分で守る(だから銃規制に反対だ)という内向きの考え方は、アメリカ・ファーストに象徴される考え方で、また米国の有権者の多くが支持しているという事実でもあるんですね。

この銃規制と核抑止の問題における類似性を考えると、暗鬱な気持ちにさせられます。

それだけに、この映画のラストシーンには、溜飲を下げましたね。
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