ラストの一発が実に気持ちよく決まってスカッとする作品。
政治サスペンスかと思ったらエンターテイメントしていて小難しい事も無く楽しめる。
信じていたよ!と言いたくなるめがね娘のアリソン・ピルや娼夫のくせに男らしいジェイク・レイシー、狼狽演技が素晴らしいジョン・リスゴーなど脇キャラが光っていた。
ただ主役のキャラがストレートすぎて個人的に苦手。
こんなハイテンションな女が近くにいたら逃げ出したくなる。このキャラをもう一ひねり出来たらもっと感情移入できたのに残念。
邦題どおり主役の神のような先読みの凄さがまるでファンタジーなのだが、リアリティほっといてスーパーウーマンぶりを楽しむ作品だろう。