ストレッチ(グレゴリー・ペック)を頭とする強盗団は、逃亡中に砂漠を越え廃墟の町にたどり着く。彼らはそこに住む老人と孫娘マイク(アン・バクスター)が隠していた金塊を強奪しようとするが、ストレッチとマイクは惹かれ合い、手下たちは金塊を独り占めしようと仲間割れが始まる。
「つばさ」「民衆の敵」のウィリアム・A・ウェルマン監督による西部劇。
珍しくグレゴリー・ペックが悪党で、やっぱり違和感!
南北戦争が原因で道を踏み外した男が改心していくって話なんだけど、冒頭のワルっぷりをだいぶ引きずってしまって、なかなか共感できなかった。
ただ、ちょっとした笑いもあるラストは爽やかで気持ちいい。
いつもどおり、リチャード・ウィドマークは引き立て役で可哀そうだったなー。
そして、廃墟の町で暮らしてるにしては、アン・バクスターがピチピチしてて清潔で美しすぎ!