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少女暴行事件 赤い靴のKのレビュー・感想・評価

少女暴行事件 赤い靴(1983年製作の映画)
5.0
地元と東京を行ったり来たりする少女。東京では田舎者とバカにされ、地元でもだんだんとじぶんの居場所がなくってゆく。強がってひとりディスコで踊っていた足が止まってしまうショットに胸を打たれる。止まるというのもまた運動のひとつなんだね。そんなやり切れない刹那、バイクと車をパラリラしながら花火をぶっ放すシーンにはじんわり。距離が生まれることで移り変わる関係性とすれ違い。それでも変わらない友情もある。だけど、最後は……。
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