このレビューはネタバレを含みます
車とバイクで走りながらの花火と爆竹が瑞々しい。
少女の居場所がどんどんなくなっていくなか地元のツレ・メグミとの夜遊びガールズムービーになり、刹那的で背伸び感のある二人を青春だなぁと微笑ましく見てしまう。
(気怠く踊るダサいディスコもいい、思わずShazamした)
でもタイトル時点でこの話の結末がわかっているので、カメラが指名手配のポスターを捉えた瞬間にハッとする。
そこから海、メグミ視点になり朝を迎えるラスト。鼻歌交じりなメグミの背景で見せる演出は抑制が効いていながらもインパクト大。無情。