人間が掘り進めた坑道も蟻の巣も、星にとってはバクテリアが肌を荒らした程度かもしれん。
せっせっと100年も鉱物を採掘しても、星にとっては垢すりが過ぎてヒリヒリする程では無いかもしれん。
そんな事を思いながら、うつらうつら。
轟音とライティングの妙に少し期待が過ぎたか。
この100年大して進歩してないだろう歯車やベルトやトロッコがガタゴト。
人力とダイナマイトで岩を穿つ。
旧式の紡績工場や織機を見慣れ機械音を聞き慣れている身には驚きは意外になかった。
ドキュメンタリー作品にアヴァンギャルドを求め過ぎたのはこちらの都合だ。
爆音上映でないと物足りない音量に不満。
2018劇場鑑賞22本目