鍋レモン

ビーイング・チャーリーの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ビーイング・チャーリー(2015年製作の映画)
3.1
⚪概要とあらすじ
『スタンド・バイ・ミー』のロブ・ライナー監督が、息子の実体験を基に描き上げた家族の物語。

18歳になったばかりのチャーリーはまたドラッグのリハビリ施設から逃げる。コメディアンになりたい夢を話しながら親友のアダムに連れられ家に帰るが、カリフォルニア州知事選を控えた父親デヴィッドに拒否されてしまう。父親との溝は深まるばかりで母親リザーンの心配をよそにチャーリーは家を飛び出すが、アダムの説得で再びリハビリ施設に入る。入所まもなく所長ドレイクに悪態をつくチャーリーだが患者の仲間たちと触れ合いの中で、エヴァと出会い、お互いのこと、将来のこと話しながら二人は恋に落ちる...。

⚪感想
「目を閉じてジェシカ・アルバを想像した」

最後は泣いてしまった。

薬物中毒の主人公チャーリーと家族や友人。

この歳ならではの苦悩や葛藤、青春、夢が細かく描かれていて結構良かった。

チャーリーの父親であるがデヴィッドが息子よりも選挙を大事にしてる姿がなんとも。あれで愛してるなんて言われてもね。
チャーリーの母親であるリーザンは父親よりも息子の理解者であるけれど甘すぎるような気も。
父親も母親も複雑。

チャーリーとアダムの両親は似たところがあるような。チャーリーとアダムが薬をやるきっかけはあれだけど、辞めれないのは両親が関係しているような。

主人公の友人アダムはなんか良いように物語に使われてまった感じがして複雑。
結局エヴァも...。

父親が割と最低な感じに描かれているなと思ったけど、監督のロブ・ライナーの息子ニック・ライナーの実話が元に書かれた話だそうで。

主人公チャーリーを演じたニック・ロビンソンのどこか孤独で悲壮感のあるお顔が良かった。あとイケメン。
薬物中毒から逃れる綺麗事をチャーリーが論破したり、バカにしたりするところが好きだった。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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