あ

浮き草たちのあのレビュー・感想・評価

浮き草たち(2016年製作の映画)
4.9
愛を抑えきれない魂の解放と定義するならば、運動としての疾走はあまりにも正しすぎる。

やりきれない人生の隙間を埋める存在に邂逅することこそ正しくボーイミーツガール、その真髄を征く。

この映画で切り取られた瞬間たちは人生最良の記憶、死を正に迎えるその時思い出すのがこの記憶だろう、あいつらがあの後3ヶ月で別れても一生を添い遂げられてももうなんでも構わない。

資本主義の否定は"愛"をもって達成されるのね、号泣🥹🥹🥹
骨の髄まで資本主義に塗れたアメリカ(バーでのチップあり9$のドリンクすら安いとされる)で、金銭に支配され続ける輪廻から逃れる唯一の術が"愛"それ自身。

終盤の海がみえる駅で2人待ちぼうけのとこ、偏愛ゲームソフト『新世紀エヴァンゲリオン2 造られし世界』の大好きな駆け落ちビターエンド思い出して勝手に喰らった
あ